光円寺の歴史

虎ノ門の発展を400年間見守る、歴史あるお寺

光円寺は、400年以上の歴史を誇り、江戸時代から現代の虎ノ門エリアの発展を見守り続けています。東京都港区に位置し、慶長元年(1596年)に桜田地域(虎ノ門外から幸橋(現在の新橋))で創建され、江戸時代中期に現在の場所に移転しました。 光円寺は、寺社奉行に境内の85坪の土地を申請し、門前町屋として認可されました。それによって商人や参拝者で賑わうようになり繁栄の中心地となりました。今も多くの人々が訪れる活気のあるのエリアですが、当時から地域活性化が促進され、寺院と住民のつながりを深めてきました。その後も関東大震災や空襲を乗り越え、光円寺は地域を支え続けています。現在光円寺を守るのは、16代目の櫻田純住職。15歳で仏門に入り、僧侶として15年、住職となってから10年にわたり地域とお寺を繋いできました。 櫻田純住職は、時代と共に変化し続ける地域と人々のニーズに対応するため、新たな取り組みの一環として樹木葬を開園することを決めました。住職は樹木葬が古い歴史と新しい縁をつなぐ場となることを期待しており、伝統を尊重しつつ現代の人々の求めに応えるバランスを重視しています。

光円寺の歴史

光円寺の活動

お寺の空間を子どもたちの笑顔の場に

地域の子どもたちに貢献したいとの考えから、光円寺ではロボットプログラミング教室、将棋教室を開催しています。櫻田住職自身も生徒として教室に参加するなど、子どもたちと近い距離での交流を深めています。必ずしも大人の方が正しく有利だというわけでもなく、子どもたちから学ぶことも多いそうです。 プログラミングや将棋の知識・技術を身につけるだけでなく、楽しく笑い合ってほしい。お寺の空気感を感じてほしい。そんな想いで開かれた教室も今では沢山の子どもたちに参加いただくようになり、隣接する会館に会場を移すほどの活気に満ちています。

光円寺の活動

住職の想い

光円寺や住職ご自身の活動について、運営チームがインタビューしました!


光円寺の櫻田純住職

光円寺の櫻田純住職


Q:他のお寺にはない光円寺の特徴はなんですか?

宗派について申し上げますと、浄土真宗です。浄土真宗の中でも、京都の東本願寺が本山である真宗大谷派に属しています。光円寺は港区の虎ノ門という地域にあります。近隣には大使館や学校、オフィスビルが多く平日は特に賑やかな街ですが、境内に足を踏み入れると一転して静かな空間が広がり、落ち着いた気持ちで過ごしていただけるところです。東京タワーの近くということもあり、周辺を観光される外国の方々も徐々に戻ってきていらっしゃるのを感じます。しかしながら「お寺には入りにくい」と思われている方も少なくありません。一方で外国の方はフランクに入ってこられて、本堂の中をご覧になって帰られることも多いです。そのような時は、あまり英語が得意なわけではありませんが、会話させていただくこともあります。普段なかなか接することのない方とお話できるというのは、私の楽しみでもあります。 私が思うのは、宗派に関わらずいろいろな方にまずお寺の門をくぐっていただきたい、ということ。お越しになる方々がそれぞれの楽しみ方、過ごし方を見出してくだされば嬉しいです。様々な方と浄土真宗に限らず仏教のことなどお話したり、ざっくばらんに交流できるような場を目指しています。

住職インタビュー:他のお寺にはない光円寺の特徴はなんですか?

Q:なぜお寺で将棋教室やロボットプログラミング教室を開催しているのですか?

かねてから、子どもたちに向けて何かできることはないかと考えていました。小さいうちからお寺の空間や空気感を味わってほしいという気持ちがあり、方法を模索する中でロボットプログラミングの関係者の方とのご縁で、開講に至りました。将棋教室に関しましては小学生の間で将棋ブームというお話を聞き、スタートしました。 私自身もお子さんたちに混じって教室に参加したり、様子を覗くなど、できるだけ参加者の皆さんと交流する時間を持っています。そうして実感したことが、誰もが先生にも生徒にもなれる空間の楽しさです。私と生徒のお子さんでは、同じものを目指してもプロセスが違います。大人だと結論ありきで組み立てていきますが、お子さんはまず丁寧に組み立てていく、完成後に間違えていたとしてもそこから直していくのです。実際にお子さんの方が正解ということもあり、興味深いですね。私も勉強になります。この子たちが成長して、教室を辞めてしまった後でも落ち着いたときにまたふらりと足を運んでくれて、今度は教える立場になって…そんな風に循環したらおもしろいなと考えています。

住職インタビュー:なぜお寺で将棋教室やロボットプログラミング教室を開催しているのですか?

Q:芝愛宕の森を開くに至った経緯を教えてください。

昔は近隣にお住まいの方々が光円寺を支えてくださっていたのですが、現在では門徒さん(檀家さん)全体の7~8割の方々が車で30~40分程かかる場所に転居されたという状況にあります。そのため「今の住まいの周辺で場所を見つけることができたら、お骨を移しても良いですか?」というお話をいただくようになりました。 こうした状況下で、樹木葬という言葉をよく耳にするようになりました。私なりに調べて最も印象的だったのが、まるで公園のようにのんびりできるような環境で、それでいてそこにお骨が眠っているという場面です。「こうしたものが今後は増えてくるのかな」と感じ、樹木葬への興味が深まりました。 私はこれまでいわゆる一般的なお墓にしか触れてきませんでしたので、当然最初は樹木葬に対して戸惑いを覚えました。形も、お骨が納められている状況も違いますし。ただ、亡き人との出会いの場というのは共通していて変わりません。なおかつ、いま人々に求められているものだと考えています。 木々やお花に囲まれて亡き人が眠っているとなると、受け止め方が和やかになるのではないでしょうか。「今はどんなお花が咲いているのかな」「どんな様子なのかな」という気持ちが、足を運ぶきっかけでも良いと思います。 光円寺の住職として、確かに昔から継承されるものを守っていくことは役目のひとつです。一方で、お寺側も今を生きる市民がこれから何を求めるのかを考えなくてはなりません。お寺にとって新たな挑戦となりますが、変化の中で新しいご縁が生まれることもありますし、樹木葬の建立には迷いはあまりありませんでした。

住職インタビュー:芝愛宕の森を開くに至った経緯を教えてください。

Q:なぜ366の樹木葬を選んでいただいたのですか?

代表(366)の考えに共感したことが一番の理由です。 例えば「住職一族はお寺に住まなくて良い」という言葉です。お寺は支えてくださる、ご縁ある方々の場所であって、そこを守るために住職一族が住まうことはあったとしても、プライベート空間になってはならない。「お寺は誰のためのものか」という観点を気づかせてもらったと思っています。 寺務所のことに関しても、お参りにお見えになる方のことを一番に考えていらっしゃると感じます。見た目も作りも、あくまでお参りに来られる方の立場に立って考えておられますね。

住職インタビュー:なぜ366の樹木葬を選んでいただいたのですか?

Q:これから芝愛宕の森の購入を検討される方へメッセージはありますか?

どうしてもお寺は入りにくい場所と受け止められてしまいがちですが、一般墓だけのお寺だとなおさらなのかなと感じています。そこへ樹木葬が柔らかさをもたらして、良い意味で敷居を低くするきっかけになり、様々な方に門をくぐっていただきたいと考えています。お参りにお見えになる方にとっても同様に足を運びやすく、やすらぎの中で亡き人に会える場所であってほしいと思っています。

住職インタビュー:これから芝愛宕の森の購入を検討される方へメッセージはありますか?

交通案内

光円寺 樹木葬芝愛宕の森™️

〒105-0001 東京都港区虎ノ門3丁目23-10

電車でお越しの場合
  • 東京メトロ日比谷線「神谷町駅」3番出口より徒歩4分
  • 都営地下鉄三田線「御成門駅」A6出口より徒歩7分
お車でお越しの方
  • 駐車場完備
  • 首都高速道路芝公園ランプ出口より4分
  • JR「新橋駅」よりタクシーで8分
  • JR「浜松町駅」B2よりタクシーで3分

光円寺の樹木葬

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